こんばんは。五月雨です。
今日はLinuxGSMについて紹介していきたいと思います。
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LinuxGSMを使ったPalworld(パルワールド)サーバーの作り方を紹介しています。
→Palworldのサーバーを構築する。
LinuxGSMとは
LinuxGSMとはLinux Game Server Managersの略で、
簡単にゲームサーバーをLinux上に構成するためのツールです。
昨今のマルチプレイ対応PCゲームでは自分でマルチプレイサーバを作ることができますがセットアップは非常に面倒です。
例:SteamCMDを入れて、フォルダを作ってゲームをインストールして、初期設定して…
LinuxGSMではゲームのインストールや初期設定を自動で行ってくれます。
また、インストール後の作業も手動で設定するより容易に行うことが出来ます。
また、対応ゲーム数が多いのも特徴で執筆日(2024/03/07)時点で136ゲームをサポートしています。
例: Minecraftや7days to die等昔からの人気作やPalworld等の新しい作品も対応しています。
memo : 対応ゲームは日々追加されていきます。最新の対応状況は公式サイトをご確認ください。
→公式サイト(英語)
LinuxGSMでできること
ここからは実際にできることを見ていきます。
ゲームのインストール
事前にいくつかの作業をしておく必要こそありますが、少ないステップでゲームをインストールすることができます。
また、英語ではありますが手順の説明書きもあるので翻訳しながら進めていけばゲームのインストールが完了します。
サーバーの起動と終了
サーバーを作っても動かしたり止めたりできないと意味がありません。
当然、LinuxGSMでは起動と終了を制御することができます。
サーバーの状態監視
本来Linuxではサーバーが正しく動いているかを監視するには監視ツールを入れたり、
スクリプトを書いたり、Systemdという仕組みを使った設定をしたりしないといけませんが、
LinuxGSMの場合状態を監視し、サーバーが起動していなければ起動するという仕組みが用意されています。
サーバーのアップデート
サーバーをアップデートするときは本来、以下のような3ステップを実行しないといけません
- サーバーを終了する
- Steamを使って更新する
- サーバーを再起動する
LinuxGSMの場合、上記作業をコマンド1つで自動で実行してくれます。
また、cronという定期的にコマンドを実行してくれるツールと組み合わせると定期的に自動更新と再起動をしてくれるようになります。
一般的にサーバーは定期的な再起動が推奨されます
LinuxGSMの使い方
LinuxGSMの使い方については Palworldを例に紹介していますので以下の記事をご覧ください。
→Palworldのサーバーを構築する。
以上、ここまでLinuxGSMを紹介してきました。
それでは、また次回。